ホルムアルデヒド測定

ホルムアルデヒド測定

ホルムアルデヒドとは

自然界にも存在するため、私たちの生活にも大変身近な物質です。
しかしながら、私たちの健康を脅かす危険な存在でもあります。
見た目は、無色透明な気体ですので基本的には目で見て確認することはできません。
揮発性が高く水の中から空気中に出ていきやすいという性質も持ち合わせています。
空気中に揮発する際に鼻につくツンとした臭いが特徴です。
この特徴的な刺激臭に、悩まされる人も多くいらっしゃいます。
ホルムアルデヒドが引き起こす代表的な病気が『シックハウス症候群』です。
建築物の高気密化が進んだことで、化学物質による空気汚染が起こりやすくなっていることが代表的な要因と挙げられ、社会問題としても取り上げられています。

「建築物における衛生的環境の確保に関する法律(いわゆるビル管理法)」では、このホルムアルデヒドの測定を義務付けています。
ビル管理法に該当しない建築物でも、ホルムアルデヒド測定は建物を使用する人の健康に直結することから、多くの建築物で行われています。

ホルムアルデヒド測定

シックハウス症候群の原因ともなるホルムアルデヒドの量を測定します。
厚生労働省が定めているホルムアルデヒド標準測定方法に則り、専用の機器を用いて測定いたします。
ビル管理法で定められているホルムアルデヒド測定はビルの新築や増築、大規模な修繕を完了してビルの使用を開始した時点から初めて迎える6月1日から9月30日の間に1回実施することとなっています。その他の建築物でも、新築・増築や修繕の直後などに測定をご依頼頂くことがほとんどです。
建物を利用される方の健康問題にも直結するホルムアルデヒド測定は、大変重要であり年々需要が高まりつつあります。